
概要
| 名称 | H&K UMP |
|---|---|
| メーカー | ヘッケラー アンド コッホ |
| 系列 | SMG系 |
| 口径 | 9mm口径 |
| 種類 | 短機関銃 |
| 作動方式 | ブローバック |
| 作動方式詳細 | シンプルブローバック |
| 発射方式 | セミオート / フルオート |
| 原産国 | ドイツ |
| 登場年 | 1999年 |
| 使用弾薬 | 9x19mm |
| 全長 | 690mm |
| 銃身長 | 200mm |
| 重量 | 2.3kg |
| 装弾数 | 25/30発 |
| 発射速度 | 600rpm |
| 有効射程 | 100m |
| 前身 | MP5 |
| 派生型 |
|
特徴
H&K UMPはポリマーを多用した軽量構造を持ち、MP5より軽量で低コストである。
重量はマガジンなしでUMP9/UMP40が2.3kg、UMP45が2.5kgであり、耐食性部品数を削減する設計が施されている。
閉鎖ボルト式を採用し、法執行用途での命中精度を向上させるが、シンプルなブローバック機構のためMP5より制御が難しい。
歴史
1990年代にH&K社がMP5の軽量で安価な代替として開発した。
主にアメリカの軍・法執行機関向けに設計され、.45 ACP弾対応を目的としたが、MP5の販売台数を上回ることはなかった。
2000年に生産開始し、現在も生産が継続されている。2000年には操作ハンドルのポリマー部品破損によるリコールが発生した。
構造
ブローバック作動のマガジン給弾式サブマシンガンで、閉鎖ボルトから発射する。
銃身長200mm、全長はストック折り畳み時450mm、展開時690mm。発射速度はUMP9/UMP40で600–750発/分、UMP45で600–700発/分。
マズルベロシティは9mmで380m/s、.40 S&Wで358m/s、.45 ACPで260m/sであり、有効射程は9mmで100m、.45 ACPで65m。アイアンサイトとピカティニーレールを備え、トリガーはセミオート、2点連発、全自動、安全の組み合わせが選べる。
運用と実戦運用
ブラジル、カナダ、アメリカなど複数国で採用されている。
イラク戦争初期に限定的に使用され、米軍関係者による最近の紛争での人気サブマシンガンの一つとなった。
法執行・軍特殊部隊で用いられ、側折ストックやボルトキャッチ、アクセサリーレールが輸送・戦闘適応性を高める。
派生型
口径違いでUMP9(9×19mm Parabellum、曲線マガジン)、UMP40(.40 S&W、直線マガジン)、UMP45(.45 ACP、直線マガジン)が存在する。
バレル、ボルト、マガジン交換で相互変換可能。現在は9mmのみ生産され、他の口径用パーツは入手可能。
半自動民間向けUSC(Universale Self-loading Carbine)はサムホールストック、長バレル、10連マガジンで、2000年導入後2013年生産停止、2018年に限定再開。
参考情報
クローンとしてOmega Gideon Shadow、Tommy Built Tactical TMP/KSM、DefGunz DEF9、S5 Tactical SMPが存在する。
MP5と併存生産。表記はHK UMP45など。
