
概要
| 名称 | ストーナー 63A |
|---|---|
| メーカー | キャデラック・ゲージ |
| 系列 | Stoner 63系 |
| 口径 | 5.56mm口径 |
| 種類 | 軽機関銃(LMG) |
| 作動方式 | ガス作動 |
| 作動方式詳細 | ガス作動 |
| 発射方式 | フルオート |
| 原産国 | アメリカ |
| 登場年 | 1963年 |
| 使用弾薬 | 5.56x45mm |
| 全長 | 1022mm |
| 銃身長 | 508mm |
| 重量 | 5.3kg |
| 装弾数 | 100発ベルト |
| 発射速度 | 700rpm / 900rpm |
| 有効射程 | 800m |
| 派生型 |
|
特徴
ストーナー63Aは、単一の基幹機構をもとに複数の役割へと再構成できるモジュラー方式を採用した兵器システムである。軽機関銃構成ではベルト給弾を用い、高い継続射撃能力を持つ一方で、同一プラットフォームから小銃やカービンへと変更可能な柔軟性が特徴とされる。改良型63Aではガスシステムや給弾機構が改善され、信頼性と耐久性の向上が図られた。
歴史
ストーナー63は、AR-10やAR-15で知られるユージン・ストーナーがキャデラック・ゲージ社在籍時に開発した。1963年に初期型が登場し、米軍による試験が行われたが、複雑な構造や整備性の課題が指摘された。その後、改良型として63Aが開発され、ガスシリンダーや給弾装置などに改良が加えられた。
制式採用には至らなかったものの、ベトナム戦争期には主にSEALsなど一部部隊で実戦使用された。
構造
本システムはガス圧作動方式と回転ボルトを採用し、長行程ピストンによって作動する。ボルトは複数のロッキングラグを持ち、バレルエクステンションと強固に噛み合う構造となっている。また、構成に応じてオープンボルトとクローズドボルトを切り替えることが可能であり、軽機関銃形態では主にオープンボルトで動作する。
受け部や給弾ユニットは再配置可能で、ベルト給弾や弾倉給弾に対応する設計となっている。
運用と実戦運用
軽機関銃構成では100発ベルト給弾を用い、分隊支援火器としての運用が想定されている。比較的軽量でありながら高い発射速度を持ち、持続射撃能力に優れる一方、構造の複雑さから整備や運用には熟練を要した。特に過酷な環境下では作動不良の報告もあり、これが広範な採用を妨げる一因となった。
派生型
ストーナー63系は用途に応じて複数の構成が存在し、代表的なものにコマンドー(短銃身カービン型)、弾倉式軽機関銃、ベルト給弾式分隊支援火器などがある。63Aはこれら各構成の改良型として位置付けられる。
