
目次
概要
| 名称 | WKW Tor |
|---|---|
| メーカー | ファブリカ・ブロニ・ウチュニク |
| 系列 | Tor系 |
| 口径 | .50口径 |
| 種類 | 対物ライフル |
| 作動方式 | 手動 |
| 作動方式詳細 | ボルトアクション |
| 原産国 | ポーランド |
| 登場年 | 2005年 |
| 使用弾薬 | 12.7x99mm |
| 全長 | 1350mm |
| 銃身長 | 880mm |
| 重量 | 16.1kg |
| 有効射程 | 2000m |
特徴
WKW Torはブルパップ式レイアウトを採用した手動ボルトアクション式のライフルで、対物およびスナイパーライフルとして設計されている。折り畳み式調整可能バイポッドと調整可能リアモノポッドを装備し、シュミット&ベンダー X3-12 P/MIIスコープをピカティニーレールに装着する。この構成により長銃身を維持しつつ全長を短く抑え、安定した射撃姿勢を確保できる。
歴史
開発は2000年から2004年にかけて行われ、当初の仮称はW_kw Wilkだったが、完成後にTorと命名された。ポーランド陸軍の選抜部隊が2005年頃から配備を開始し、現在も生産が継続されている。約150丁が製造され、ポーランド国外にも輸出されている。
構造
手動操作のロータリーボルトアクションを採用し、ブルパップレイアウトにより銃身を長く保ちながら全長を1,350mmに抑えている。着脱式ボックスマガジンから給弾され、レシーバー上部のピカティニーレールに光学照準器を固定する。この構造は大型弾薬の使用に適した堅牢性を提供する。
運用と実戦運用
ポーランド陸軍で2005年から使用され、約80丁を購入している。アフガニスタン戦争およびロシア・ウクライナ戦争で運用されたほか、サウジアラビア、ウクライナ、ベトナムでも採用されている。サウジアラビアは約15丁、ベトナムは約50丁を購入し、ウクライナへはポーランドから寄贈された。
参考情報
WKWはWielkokalibrowy Karabin Wyborowyの略で、大口径狙撃銃を意味する。ThoriumおよびWolfの英訳名も用いられる。
