
概要
| 名称 | UZI (SMG) |
|---|---|
| メーカー | IMI(イスラエル軍事工業) |
| 系列 | SMG系 |
| 口径 | 9mm口径 |
| 種類 | 短機関銃 |
| 作動方式 | ブローバック |
| 作動方式詳細 | シンプルブローバック |
| 発射方式 | セミオート / フルオート |
| 原産国 | イスラエル |
| 登場年 | 1954年 |
| 使用弾薬 | 9x19mm |
| 全長 | 640mm |
| 銃身長 | 260mm |
| 重量 | 3.5kg |
| 装弾数 | 25/32発 |
| 発射速度 | 600rpm |
| 有効射程 | 200m |
| 派生型 |
|
特徴
UZIはシンプルなブローバック方式とオープンボルトを採用する。箱型レシーバーとL型構造のテレスコピック・ボルトにより全長を短くし、フルオート射撃の制御性を高めている。このボルト設計は砂塵の侵入を防ぎ、信頼性を確保する。プレス加工を多用した部品構成により、貧弱な工業基盤でも大量生産が可能である。
安全装置はグリップセイフティ、コッキングセイフティ、スライド式セレクターの3種を備える。折りたたみ式ストックは2箇所の関節を持ち、展開・折り畳みが容易である。マガジン挿入口をグリップと共有し、装弾数は20・25・32・40・50発である。
歴史
1948年に設計が開始され、1951年にウジエル・ガルにより完成し、製造が始まった。チェコ製ZK476やVz23シリーズを参考に開発された。イスラエル国防軍に採用され、1956年の第二次中東戦争で活躍した。
優れた性能と生産性から西側諸国で評価され、90カ国以上に輸出された。派生型やライセンス生産を含め約1,000万丁が製造されている。
構造
レシーバーはスチール板製の四角形箱型で、上面が開閉可能であり分解が容易である。ボルトは銃身後端を包み込むラップアラウンド構造を持ち、重量を前方に寄せて制御性を向上させる。コッキングハンドルはセパレートタイプで非作動部品である。
グリップフレームは撃発機構を維持したまま分解可能である。
運用と実戦運用
コンパクトさと重量3,800g、発射速度600発/分によりフルオート制御が容易である。砂や泥に強く、個人防衛や車輌搭乗員に適する。アメリカシークレットサービスでは要人警護に使用され、レーガン大統領暗殺未遂事件で活躍した。
NATO諸国や法執行機関で広く採用された。現在はMP5に置き換わりが進むが、中小国で運用が継続されている。
派生型
ミニUZIは1984年にイスラエル警察向けに開発され、銃身を短くし発射速度950発/分とした。マイクロUZIはさらに小型化され、発射速度1,400発/分である。UZIピストルはストックを排除したセミオート大型拳銃であり、UZIプロは軽量樹脂フレームとピカティニーレールを備える。
非イスラエル製としてFN UZI、ベクターUZI、中国85式、クロアチアEROなどが存在する。
参考情報
銃口初速は410m/sである。ライフリングは4条右回りである。初期型には木製ストックや銃剣装着モデルが存在した。
サプレッサーと亜音速弾のオプションがある。
