Photo by Unknown / Public domain via Wikimedia Commons
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概要

名称九二式重機関銃
メーカー名古屋陸軍造兵廠
系列Hotchkiss系
口径7.7mm口径
種類重機関銃(HMG)
作動方式ガス作動
作動方式詳細ガス作動
発射方式フルオート
原産国大日本帝国
登場年1932年
使用弾薬7.7x58mm有坂
全長1156mm
銃身長721mm
重量27.5kg
装弾数保弾板(30発)
発射速度400rpm / 450rpm
有効射程2000m
前身三年式重機

特徴

九二式重機関銃はホッチキス機関銃を基に設計された空冷重機関銃で、信頼性が高い。低発射速度による特徴的な発射音から、連合軍兵士にキツツキ(ウッドペッカー)と呼ばれた。

戦場での保弾板給弾とオイルポンプによる潤滑機構は清浄条件下で抜かりない抽出を実現したが、汚れの混入を招く欠点があった。

歴史

1932年に採用され、皇紀2592年にちなむ名称が与えられた。三年式重機関銃を基に7.7mm弾対応へ改良され、1932年から1945年まで生産された。

支那事変で初の実戦投入後、第二次世界大戦全戦線で主力重機関銃として使用され、総生産数は約45,000挺に達した。

構造

ガス圧作動方式でロッキングブロックを採用し、ホッチキスM1914を基にした空冷銃身を持つ。30発金属ストリップを左側から給弾し、内部オイルポンプがボルト作動で弾薬を潤滑する。

照準器は右寄りに配置され、九三式・九四式潜望鏡照準器や九六式望遠照準器、対空リングサイトが使用された。

運用と実戦運用

三脚架に3名で運用され、運搬用取り外し棒付き三脚により迅速展開が可能だった。帝国陸軍や海軍陸戦隊、満州国軍などで使用され、太平洋戦争中には軽対空銃としても運用された。

戦後には東アジア諸勢力が鹵獲品を利用し、朝鮮戦争やインドシナ戦争などで継続使用された。

派生型

三年式重機関銃をスケールアップした基本設計で、七七式重機関銃の前身にあたる。

特記事項として海軍では九二式重機銃と呼称された。

参考情報

使用国には日本、満州国、共和国中国、人民共和国中国、北朝鮮、南朝鮮、ベトミン、ベトコン、インドネシア、西パプア民族解放軍が含まれる。

連合軍による通称は木啄木、中国軍による通称は鶏首(雞脖子)。

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