Photo by Tyg728 / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
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概要

名称85式衝鋒槍
メーカーNORINCO(中国北方工業)
系列Type 85系
口径7.62mm口径
種類短機関銃
作動方式ブローバック
作動方式詳細シンプルブローバック
発射方式セミオート / フルオート
原産国中国
登場年1985年
使用弾薬7.62x25mm
全長628mm
銃身長210mm
重量1.9kg
装弾数30発
発射速度800rpm
有効射程150m
前身Type 79

特徴

85式衝鋒槍はオープンボルトのブローバック作動方式を採用し、シンプルで製造が容易な設計を持つ。特殊な7.62×25mm Type 64弾薬に最適化され、重い亜音速弾を使用することで消音効果を発揮するが、標準のType 51弾薬も使用可能である。この仕様は特殊部隊での近接戦闘に適した軽量性と信頼性を提供する。

歴史

1979年から1983年にかけて中国軍需工業の208研究所で設計が開始され、1985年に軍により正式認定された。Type 79衝鋒槍の信頼性問題を解消し、64式微声衝鋒槍を置き換える目的で開発が進み、1980年の試作から1981年の戦闘試験を経て反動やトリガーの問題を修正した。 軍での採用後、高い信頼性とメンテナンスの容易さから好評を博したが、後に警察部隊へ移管された。

構造

オープンボルト式ブローバック機構を備え、64式の機構を部分的に基にしているため部品互換性が高い。右側トリガーガード上にセーフティ兼射撃モード選択レバーを配置し、0で安全、1で単発、2で全自動射撃が可能である。右側に折り畳むスチール製肩当てストックを装備し、通常版と消音版の部品はバレル以外で交換可能である。

運用と実戦運用

中国人民解放軍の特殊部隊や武装警察、民兵部隊で使用され、中国国内の治安維持に配備された。コモロやタンザニアの軍、ブータンの法執行機関でも確認され、非国家主体のタミル・イーラム解放の虎が消音型を使用した事例がある。軍での運用は信頼性が高い一方、警察ではオープンボルト設計による初弾精度の低さから不評を買った。

派生型

消音型85式微声衝鋒槍があり、一体型消音器を備えバレルとスリーブが変更されている。この派生型は64式微声衝鋒槍の後継として開発され、通常型と部品互換性を持つ。

参考情報

5.8mm口径の研究型が存在したが、採用に至っていない。警察移管後の評価は軍と異なり、オープンボルト設計の精度問題が指摘された。
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