Photo by Puttnam (Mr), War Office official photographer / Public domain via Wikimedia Commons
Photo by Puttnam (Mr), War Office official photographer / Public domain via Wikimedia Commons
目次

概要

名称トンプソン M1928
メーカーオート・オードナンス
系列Thompson系
口径.45口径
種類短機関銃
作動方式ブローバック
作動方式詳細ディレードブローバック
発射方式セミオート / フルオート
原産国アメリカ
登場年1928年
使用弾薬.45 ACP
全長852mm
銃身長267mm
重量4.9kg
発射速度700rpm
有効射程150m
前身M1921
後継M1

特徴

M1928はM1921を基に発射速度を600発/分以下に抑え、水平フォアグリップとカッツ・コンペンセイターを標準装備した短機関銃である。これにより取り回しが向上し、海軍の近接戦闘用途に適した安定性が得られた。ネイビー・モデルとしてカタログ掲載され、市販品と同等の基本性能を維持している。

歴史

1928年、アメリカ海軍の採用計画に応じて設計され、M1921の改修により500丁が海軍および海兵隊に納入された。当時陸軍は新型自動小銃の開発を優先し、トミーガンを騎兵偵察車両や戦車乗員向けに限定調達していた。第二次世界大戦勃発後、フランス軍が3,750挺と弾薬を発注し、イギリス軍やスウェーデン軍でも採用された。

構造

ブローバック方式を採用し、水平フォアグリップにより片手での安定射撃が可能となった。カッツ・コンペンセイターは銃口上跳びを抑制し、連続射撃時の制御性を高めている。M1921の刻印末尾を「8」に打ち直す改修で製造され、基本フレームは市販品と同一である。

運用と実戦運用

アメリカ海軍および海兵隊で採用され、1939年頃の納入価格は209ドルだった。イギリス軍のコマンド部隊で使用され、レンドリース法により連合国に供給された。太平洋戦線ではドラム型弾倉を装着したM1928が近接戦闘で並行運用された。

派生型

1938年、陸軍がM1928A1を標準調達品に指定し、20発/50発ボックスマガジンを支給した。サベージ・アームズによるライセンス生産が開始され、総生産数は562,511挺に達した。1940年のアルミニウム製レシーバー試作は強度不足で放棄された。

参考情報

M1928A1の調達コストは量産により1942年春に70ドルまで低下した。1942年4月より準制式装備となり、1944年3月に正式退役した。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次