SV-98(ボルトアクション狙撃銃)- ロシア製7.62mm狙撃システム

Photo by Vitaly V. Kuzmin allow to use this picture in Copyright Policy / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
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目次

概要

名称SV-98
メーカーイジュマシュ
系列SV-98系
口径7.62mm口径
種類狙撃銃
作動方式手動
作動方式詳細ボルトアクション
原産国ロシア
登場年1998年
使用弾薬7.62x54mmR
全長1200mm
銃身長650mm
重量5.8kg
有効射程1000m
前身Record-CISM
派生型
  • SV-98M

特徴

SV-98は、Record 300mフルボアスポーツ射撃ライフルシリーズを基に開発されたロシア製ボルトアクション狙撃銃である。コールドハンマー鍛造のレシーバーとフリーフローティングのヘビー銃身を備え、銃身には4条の右回りライフリングが施されている。マズルには標準の鳥籠型マズルブレーキまたはサイレンサーを装着可能で、サブソニック弾が必要な場合はサイレンサーを使用する。

アルミ合金製の軽量スケルトンストックを備えた改良版が存在し、チートレストとバットプレートの調整が可能である。

歴史

1998年に設計が開始され、Izhmashにより生産が始まった。2003年に特殊部隊が7.62mm 6S11狙撃システムとして採用し、SV-98(6V10)と7N14貫通強化狙撃弾で構成される。2013年にアップグレード版が開発され、Kalashnikov Concernが2017年に生産を引き継いだ。

2020年5月にロシア軍に正式導入された。

構造

ボルトアクションは3つの対称配置された前部ルグを持つ回転ボルトを採用する。ストックは合板製または繊維強化ポリマー製で、両利き対応のラミネート合板ストックが標準であり、長さと高さを調整可能なチートピースを備える。前部に折り畳み式バイポッド、後部に折り畳み式モノポッドを装備可能である。

トリガープルは1.0から1.5kgfで調整可能で、安全装置はトリガーをロックし、セアを固定してボルトの回転を防ぐ。10発容のガラス繊維強化ナイロン製デタッチャブルマガジンを用い、上部レシーバーにピカティニーレールを装備して各種光学機器を装着する。アイアンサイトは前面にシュラウド付き、背面に600mまで調整可能なタンジェント型である。

運用と実戦運用

第2次チェチェン戦争のゲリラ段階、ロシア・グルジア戦争、シリア内戦、2022年のロシアによるウクライナ侵攻で使用された。ロシアの法執行機関、対テロ部隊(FSB、内務省、司法省、FSO)、ロシア連邦軍の狙撃部隊、および空挺部隊で運用される。アルメニアが2010年に52丁を調達し、シリア共和国親衛隊でも使用される。

国家警備隊向けに2018年7月にSV-98Mを26丁発注した。

派生型

SV-98(7.62 NATO口径)は輸出向けに7.62×51mm NATO弾仕様である。KO-13 “Record”は2010年に生産された民間版で、サイレンサーとキャリングハンドルの装着規定がない。SV-98Mは2013年に開発されたアップグレード版で、アルミ合金レシーバーと調整可能スケルトンストックを採用し、生産コスト低減と精度向上を図る。

SV-338、SV-338M、SV-338 M1は.338 Lapua Magnum弾仕様で、2000年にプロトタイプが製作された。

参考情報

標準光学サイトとして1P69 3-10×42変倍サイトを使用し、夜間サイトに1PN113 3.7×固定倍率サイトを採用する。PKS-07 7×固定サイトが一部で使用される。命中精度は使用弾薬の品質に大きく依存する。

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