
目次
概要
| 名称 | 九九式軽機関銃 |
|---|---|
| メーカー | 東京陸軍造兵廠 |
| 系列 | ZB-26系 |
| 口径 | 7.7mm口径 |
| 種類 | 軽機関銃(LMG) |
| 作動方式 | ガス作動 |
| 作動方式詳細 | ガス作動 |
| 発射方式 | フルオート |
| 原産国 | 大日本帝国 |
| 登場年 | 1939年 |
| 使用弾薬 | 7.7x58mm有坂 |
| 全長 | 1181mm |
| 銃身長 | 550mm |
| 重量 | 10.4kg |
| 装弾数 | 30発マガジン |
| 発射速度 | 700rpm / 800rpm |
| 有効射程 | 800m |
| 前身 | 九六式軽機 |
特徴
九九式軽機関銃は九六式軽機関銃と設計が類似しており、多くの部品を共有する。新型の強力な7.7×58mm 有坂弾を使用可能で、エネルギーが50%以上向上した。この弾薬はリムレスで取り扱いが改善され、より強固な鋼材や大型スプリング、重いボルトを必要とした。
給油機構を廃止し一次抽出を強化することで信頼性が向上した。
歴史
九九式軽機関銃は1939年に設計された。九六式軽機関銃の後継として開発され、従来の6.5x50mmSR 有坂弾から7.7mm弾への移行に対応した。総生産数は約53,000丁で、1945年まで製造された。
構造
ガス作動方式で、30発の着脱式ボックスマガジンを上部に装填する。銃身はフィン付きで急速交換が可能であり、過熱を防ぐ設計である。初期型には銃床のモノポッドとマズルフラッシュハイダーが備わり、ブレン軽機関銃に類似した外観を持つ。
運用と実戦運用
大日本帝国陸軍が第二次日中戦争と太平洋戦争で使用し、十一年式軽機関銃や九六式軽機関銃と共に1945年まで現役だった。インドネシア、韓国、中国、ベトナムなどで戦後も運用され、朝鮮戦争やインドシナ戦争で共産勢力により用いられた。1939年に実戦投入され、歩兵の援護射撃に活用された。
派生型
空挺部隊向けに限定生産された変型が存在し、着脱式銃床と前方折り畳みピストルグリップを備える。輸送用に銃身と尻股を外し、ピストルグリップとバイポッドを折り畳んで携行袋に収納可能である。7.62×51mm NATO弾への改造は銃身交換のみで可能。
参考情報
発射速度は日本軍データで550発/分、米軍調査で800発/分。有効射程2,000m、最大射程3,500m。2.5倍スコープを右側に装着可能で、銃剣取付も対応するが実戦では重量とフラッシュハイダーの影響が限定的だった。
