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概要
[agp_spec_table gun_uid=”p2aad1sebm61″]特徴
ビラール・ペロサ M1915は二連装の銃身を横並びに配置した構造である。シングル・ブローバック方式を採用し、オープン・ボルトからフルオート発射のみを行う。箱型弾倉を上部から垂直装填し、高発射速度が特徴であるが、腰だめ射撃に適した設計が運用上の独自性を生む。
歴史
1914年にアビエル・ベテル・レベリが拳銃弾自動火器の特許を取得した。オフィチーネ・ビラール・ペロサ社がこれを基に1915年に試作を完成させ、フィアット Mod.1915としてイタリア軍に採用された。当初航空機用として設計されたが、主に歩兵用軽機関銃として使用された。
構造
二つの独立した機関部を前部のプレートと後部のスパイダーグリップで連結する。各銃身に独立したトリガーボタンを備え、遅延ブローバック動作を共有する。銃身長は279mmで、バイポッドやシールドマウントを装備可能である。
運用と実戦運用
第一次世界大戦中、イタリア軍の歩兵部隊でヴェネツィア・アルプス地域の防御および突撃任務に投入された。有効射程が短く装弾数が限られるため、近接戦闘に特化して運用された。独特の発射音から「ペルナッチア」の愛称で呼ばれた。
派生型
OVP M1918は単装型短機関銃として開発され、木製ストックを追加した。Beretta M1918も同様に単装化され、発射速度を900発/分に抑えた。オーストリア=ハンガリー軍によるコピーも存在する。
参考情報
拳銃弾を使用する自動火器の先駆けであり、短機関銃の原型となった。現代基準では真の短機関銃ではないが、歴史的に重要な位置づけである。
