
目次
概要
| 名称 | 56式軽機関銃(中国製RPD) |
|---|---|
| メーカー | NORINCO(中国北方工業) |
| 系列 | RPD系 |
| 口径 | 7.62mm口径 |
| 種類 | 軽機関銃(LMG) |
| 作動方式 | ガス作動 |
| 作動方式詳細 | ガス作動 |
| 発射方式 | フルオート |
| 原産国 | 中国 / ソ連 |
| 登場年 | 1956年 |
| 使用弾薬 | 7.62x39mm |
| 全長 | 1037mm |
| 銃身長 | 521mm |
| 重量 | 7.4kg |
| 装弾数 | 100発ベルト |
| 発射速度 | 650rpm |
| 有効射程 | 800m |
| 前身 | RPD |
| 後継 | Type 81 LMG |
特徴
56式軽機関銃はガス作動方式を採用し、フルオート射撃のみを行う軽機関銃である。固定式銃身と照準基線長596.5mmを備え、500m以内の単一目標や800m以内の集団目標への射撃に適する。弾頭は1500m飛行後も殺傷力を保持し、歩兵分隊の近接戦闘で敵有生力量を殲滅する主要火器として機能する。
歴史
中国は1950年代中頃にソ連からRPD軽機関銃の図面と製造技術文書を導入し、1956年に56式軽機関銃を制式採用した。中国人民解放軍で装備期間が最も長く、装備量が最大の軽機関銃となった。1980年代に81式班用機関銃の制式採用後、56式シリーズは順次退役した。
構造
ロッキングラグ展開式閉鎖方式と4条右回りライフリングを採用し、ガス圧を利用した作動を行う。安全装置は引き金上方、機関部右側面にあり、親指操作で前方位置が安全、後方位置が発射状態となる。排莢時には給弾カバーを開いて弾ベルトを除去し、コッキングハンドルを操作して確認する。
運用と実戦運用
1963年の改良型56-1式は二脚を短縮し、4×25発の非分離式弾ベルトを採用して戦闘性能と整備性を向上させた。中印国境紛争や中越国境紛争で使用され、熱帯ジャングル戦闘で火力と軽量さが評価された。米軍特殊部隊が改造して使用した事例もある。
派生型
1963年に56式を改良した56-1式軽機関銃が制式採用され、部隊に大量配備された。弾ベルト構造の最適化により運用性が向上した。中国語名は56式轻机枪で、改良定型は56-1式である。
参考情報
56式軽機関銃用弾薬袋は弾薬収納専用で、組み合わせ式携行具は30発弾倉4個、手榴弾4個、水筒1個を収納可能である。携行方式はチェストホルダー式、ショルダーホルダー式、戦闘ベスト式に分類され、戦闘ベスト式は人間工学的に優れる。
